'18 カープ・キャンプリポート(9)~2/11、紅白戦・先発明暗・2軍も熱い。

☆いやいや、実戦形式が始まると、やっぱりワクワクしますなぁ。今日は今年初の、紅白戦。

◇広島が紅白戦、高橋昴とアドゥワが先発 2/11(日) 13:12配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(11日、日南)

 広島は13時20分から今キャンプ初めてとなる紅白戦を行う。5回まで。

 白組の先発は高橋昂でその後は辻、オスカル。紅組はアドゥワが先発し高橋樹とつなぐ。

 ◇スタメン

【紅組】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 7 松山
④ 9 堂林
⑤ 3 メヒア
⑥ 5 美間
⑦ 2 会沢
⑧ 8 野間
⑨ D 磯村
先発 アドゥワ

【白組】
① 5 安部
② 6 西川
③ D 丸
④ 3 バティスタ
⑤ 8 下水流
⑥ 2 坂倉
⑦ 4 庄司
⑧ 9 船越
⑨ 7 上本
先発 高橋昂

(紅)1回表、白組の先発は、高橋昂。
先頭①田中 センター前ヒット
 無死1塁
②菊池の時、田中牽制で飛び出しタッチアウト
 1死
②菊池 ピッチャーゴロ
 2死
③松山 レフト前ヒット
 2死1塁
④堂林 サードゴロ、この回無得点。

(白)1回裏、紅組の先発は、アドゥワ。
①安部セカンドゴロ、②西川ショートゴロ
 2死
③丸 レフト前ヒット
 2死1塁
④バティスタ サードゴロ、この回無得点。

(紅)2回表
⑤メヒアサードゴロ、⑥美間レフトフライ
 2死、⑦会沢に代打ミスター新井(笑)。
⑦新井 右中間へヒット、新井1塁を蹴って2塁へ向かうもアウト、この回無得点。

(白)2回裏、キャッチャー会沢のまま(笑)。
⑤下水流 ファーストゴロ
 1死
⑥坂倉 センター前ヒット
 1死1塁
⑦庄司ライトフライ、ライト堂林ランニングキャッチ、⑧船越ピッチャーゴロ、この回無得点。

(紅)3回表
⑦会沢ピッチャーゴロ、⑧野間三振
 2死
⑨磯村 センター前ヒット
 2死1塁
①田中 セカンドゴロ、この回無得点。

(白)3回裏
先頭⑨上本 四球
 無死1塁
①安部 1・2塁間を破るライト前ヒット、1塁ランナー上本3塁へ、ライト堂林送球の間にバッターランナー安部も2塁へ
 無死2・3塁
②西川 四球
 無死満塁
③丸 レフトフライ
 1死満塁
④バティスタ 先制の押し出し死球 白組先制、白1ー0紅、バティスタベンチへ、臨時代走丸
 1死満塁
⑤下水流 三振
 2死満塁
⑥坂倉 押し出し四球 白2ー0紅。
 2死満塁
⑦庄司 センターフライ、この回2点。

(紅)4回表、投手辻(白)。ショート西川がサード、サード安部がショート、ファースト紅組磯村。
先頭②菊池 三塁線を破るツーベース
 無死2塁
③松山 四球
 無死1・2塁
④堂林 ライトオーバーのタイムリーツーベース 白2ー1紅。
 無死2・3塁
⑤メヒア 四球
 無死満塁
⑥美間 レフトへ大きな同点の犠牲フライ 紅組同点、白2ー2紅。
 1死1・2塁
⑦会沢の時、ワンバウンドの投球の間に2塁ランナー堂林3塁へ向かうもタッチアウト、キャッチャー坂倉投球がアゴに当たり、ファースト磯村がキャッチャー、ファースト紅組美間。
 2死2塁
⑦会沢 レフトスタンドへ勝ち越し2ランホームラン 紅組勝ち越し、白2ー4紅。
 2死
⑧野間 ピッチャーゴロ、この4点。

(白)4回裏、投手高橋樹(紅)。レフト松山がライト、ライト堂林がレフト。
⑧船越ショートゴロ、⑨上本ライトフライ、①安部三振、この回三者凡退、無得点。

(紅)5回表、投手オスカル(白)。キャッチャー坂倉。…大事には至らなかったようです。
先頭⑨磯村 レフト線ツーベース
 無死2塁
①田中 三振
 1死2塁
②菊池 左中間を破るタイムリースリーベース 白2ー5紅。
 1死3塁
③松山初球ピッチャーゴロ、④堂林サードゴロ、この回1点。

(白)5回裏、サード美間がファースト、ファーストメヒアがサード。
②西川 初球センターフライ
 1死
③丸 叩きつけたショート内野安打
 1死1塁
④下水流(バティスタが抜け、以降打順繰り上げ) 四球
 1死1・2塁
⑤坂倉 センター前タイムリーヒット 白3ー5紅、1塁ランナー丸3塁へ
 1死1・3塁
⑥庄司 レフトへ犠牲フライ 白4ー5紅。
 2死1塁
⑦船越 ショートゴロ、この回2点、ゲームセット。

  1 2 3 4 5 計
紅 0 0 0 4 1 5
白 0 0 2 0 2 4
【紅】アドゥワ、高橋樹
【白】高橋昂、辻、オスカル
ホームラン 会沢②(辻)

【紅組】
      打 安 点 打率
① 6 田中  3 1 0 .333
② 4 菊池  3 2 1 .667
③79松山  2 1 0 .500
④97堂林  3 1 1 .333
⑤35メヒア 1 0 0 .000
⑥53美間  1 0 1 .000
⑦ 2 会沢  2 1 2 .500
  H 新井  1 1 0 1.000
⑧ 8 野間  2 0 0 .000
⑨ D 磯村  2 2 0 1.000

【白組】
      打 安 点 打率
①56安部  3 1 0 .333
②65西川  2 0 0 .000
③ D 丸   3 2 0 .667
④ 3 バティスタ
      1 0 1 .000
⑤ 8 下水流 2 0 0 .000
⑥ 2 坂倉  2 2 2 1.000
⑦ 4 庄司  2 0 1 .000
⑧ 9 船越  3 0 0 .000
⑨ 7 上本  1 0 0 .000

【紅組】
    回 安 三 四 自 防御
アドゥワ
    3 3 1 4 2 6.00
高橋樹 2 2 1 1 2 9.00

【白組】
    回 安 三 四 自 防御
高橋昂 3 4 1 0 0 0.00
辻   1 3 0 2 4 36.00
オスカル
    1 2 1 0 1 9.00

◇カープ2年目・高橋昂也が3回無失点!日南キャンプ初の紅白戦 3連休中日に大勢の観客前で 2/11(日) 17:40配信 テレビ新広島

 プロ野球広島カープの宮崎・日南キャンプは11日、本格的な実戦練習が始まり、このキャンプ初の紅白戦が行われました。

 3連休の中日とあってこれまでにないほどの観客が訪れた日南の天福球場。
 初の紅白戦のマウンドにまず上がったのは高橋昂也でした。
 ランナーを出しながらも、打たせてとるピッチングで得点を許しません。
 すると2回、高卒2年目の若武者の前に立ちはだかったのはこの人!

【場内アナウンス】
「バッターはミスターアライ 背番号25」
 ここはプロ20年目のベテランに軍配。ライト前に運ばれます。

 しかし高橋はその後、大きなピンチを作ることなく、3回無失点と結果を残しました。

 試合が大きく動いたのは4回。
 會澤がレフトスタンドへ決定打となるホームランを放ち、首脳陣へ大いにアピールしました。

【會澤翼選手】
「アピールしていかなくちゃいけない立場だと思っているので」
「いい形でホームランが出て良かったと思います」

☆「ミスター」の話は、後程(笑)。

☆先発は、明暗が分かれましたね。

◇広島2年目2投手に明暗…高橋昴也3回無失点、アドゥワは押し出しなど乱れる 2/11(日) 15:11配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(11日、日南)

 今キャンプ初の紅白戦が行われ、高卒2年目同士の高橋昂也投手、アドゥワ誠投手が先発した。

 高橋昂は直球を中心に内外角を巧みに使い、相手に二塁すら踏ませず。3回4安打無失点でマウンドを降りた。

 一方のアドゥワは二回までテンポの良い投球を展開。だが0-0の三回に先頭の上本に四球を与えると、その後も安打と四球で1死満塁。バティスタには押し出し死球を与え先制点を献上した。その後も制球が乱れ追加点を与えるなど、3回3安打2失点となった。

☆高橋昂くんは、3回無失点。

◇【広島】高橋昂也、3回無失点「抑えられたのは良かった」 2/11(日) 20:50配信 スポーツ報知

 広島が11日、宮崎・日南キャンプで初の紅白戦を行った。

 白組で先発した2年目左腕・高橋昂也(19)は、初回の先頭打者をヒットで出塁させたものの、すぐさまけん制で一塁走者を仕留めるなど冷静なピッチングを披露。最速146キロの直球とスライダーで3回0封し「走者を出しても0点に抑えられたのは良かった」と納得の表情を浮かべた。

 “チーム1号”を放ったのは、紅組でプレーした会沢翼捕手(29)。4回表2死一塁の場面で、4球目を捉え左翼スタンドに2ランをたたき込んだ。今季は新選手会長も務める12年目捕手は「僕もアピールしていかないと」と、石原慶幸(38)との定位置争いに闘志を燃やした。

☆一方アドゥワくんは、3回2失点。

◇広島・アドゥワ 四死球から崩れて3回2失点 紅白戦に先発も結果残せず 2/11(日) 19:52配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(11日、日南)

 アドゥワ誠投手がほろ苦い経験をした。紅白戦に先発したが、3回3安打4四死球2失点と打ち込まれた。

 失点したのは四球がきっかけだ。三回無死。先頭の上本に対して3ボールとボールが先行。フルカウントまでカウントを立て直したものの根負け。その後は満塁とされ、押し出し四死球で2点を失った。二回までは走者を出しても粘りの投球を見せていただけに、悔いが残るイニングになった。

 「四球を与えたのがダメ。粘ってくる上本さんに対して粘られてしまった」。畝投手コーチも「チームは四球からの失点を嫌う。回の入りをしっかりとしてくれと言っていたんだけど。もったいない。それまでの回は、バットの芯を外す投球ができていたんだから」と反省を促した。

 現在、投手陣は21人。16日からの沖縄2次キャンプには17~18人が帯同する予定だ。12日も紅白戦が行われる。

☆四球云々より、ボール、ボールとなってカウントを悪くしては、ピッチャー主導の勝負にならないんですよね。で、先頭を四球で出しても後続を抑えればいいんですが、ランナーを背負うと、余計苦しいピッチングになる。この辺はちょっと、「結果を出そう」という力みもあったのかも知れません。

☆打線では、会沢が一発。

◇広島・会沢が今季チーム1号 ドラ1中村奨ら若手捕手台頭に「僕もアピールしないと」 2/11(日) 20:14配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(11日、日南)

 会沢翼捕手が、紅白戦でチーム実戦1号を放った。

 2点を奪って迎えた四回2死一塁。辻の直球を完ぺきに捉えて左翼席に突き刺す2ランを放った。「集中して、しっかりと捉えることができた。僕もアピールをしていかないといけないですから」。

 今キャンプでは2年目の坂倉やドラフト1位・中村奨(広陵)に大きな注目が集まる。「実戦は続くし、こんなものでは満足していない」と前を向いた。

☆辻くん、残念なピッチングになりました。ヒット・四球に長打に四球で、1死も取れず。1軍のバッターにこそ立ち向かっていかないと、1軍へは上がれません。

☆で、「ミスター」は、貫禄の一打。

◇ミスター新井が紅白サプライズ登場/今日の一番 2/11(日) 14:31配信 日刊スポーツ

<今日の一番>

 新井劇場開演。広島新井貴浩内野手(41)が11日、超満員となった天福球場のファンが沸かせた。

 当初出場予定のなかった紅白戦の2回表にサプライズ出場した。2死走者なしから「7番・会沢」のところで、「バッターは、ミスター新井」というアナウンスとともに打席へ。大きな歓声を受けて打席に入った新井は、フルカウントからの外角真っすぐを強振。右中間深くに打球が弾むと、大きな拍手を背にベテランは二塁を狙ったが、好送球にタッチアウト。スタンドからはため息と笑いが漏れた。

☆どうやら、緒方監督の「仕込み」だったようで。

◇広島・新井 紅白戦に“サプライズ出場”で右前打 緒方監督がファンサービス 2/11(日) 20:12配信 デイリースポーツ

 「広島春季キャンプ」(11日、日南)

 新井貴浩内野手が紅白戦に“サプライズ登場”し、右前打を放って球場を沸かせた。

 二回2死。「7番・会沢」の打席で、「バッターはミスター新井」のアナウンスとともにDHで打席に立った。2年目の高橋昂投手と対戦。フルカウントから直球を捉え右中間へ。最後は二塁を狙ったもののタッチアウト。それでもベンチ前で拍手喝采を浴びた。高橋昂は「オーラがありました」と話した。

 この日は、今キャンプ最多の1万2500人が来場した。緒方監督が急きょ、提案した模様。高ヘッドコーチは「たくさんお客さんに来てもらったからね。ファンサービス」と代弁した。

☆いやいや、今年は「中村奨効果」で2軍がえらいことになってますが、1軍もおかげでお客さんの数も増えてるんじゃないでしょうか。

☆紅白戦全体としては、若手投手たちに対して野手が貫禄を見せた、といったところでしょうか。やはり菊池・丸の働きは目につくし、磯村が2安打、美間くん・庄司くんが犠牲フライと、渋い活躍。堂林くんも1本打ちましたね。

☆で、坂倉くんですわ。もうね、はっきり言って、1軍で使いたい。ああ使いたい(笑)。

☆さて、2軍キャンプも、中村奨くん以外も、なかなか熱いようですよ。

◇広島の二軍キャンプは地味でも熱い。中村、桑原、木村、赤松が土の上で。 2/11(日) 11:31配信 Number Web

 宮崎・日南の広島カープの春季キャンプ。

 クライマックスシリーズでは不覚をとったものの、2年連続セ・リーグ優勝を遂げたカープだけに、“全身・赤”みたいなファンが朝からたくさん集まって、去年までは球場前の駐車場にとめられた私たち報道の車も、今年からは「駐車証」がないととめさせてもらえなくなった。

 報道もファンも、強くなると人がたくさん集まるということだ。

 日南キャンプは、一軍が町の中にある「天福球場」を使い、二軍は郊外の「東光寺球場」を使って行われている。

 一軍の天福球場も、日曜には内野スタンドがいっぱいになるほどでそれは華やかなものだが、二軍の東光寺も、今年はゴールデンルーキー・中村奨成(捕手・広陵高)がこっちなので、例年になく毎日200人ほどの熱心なファンが詰め掛けている。

 守備練習。若い選手たちがそれぞれのポジションについている。

 ショートを守る選手の動きを見ていて、あれっ……と思った。ちょっと前に一軍の“天福”で見ていた田中広輔遊撃手のアクションにそっくりだ。

 守っていたのは、今季4年目の桑原樹(常葉学園菊川高)。180センチの大柄の遊撃手なのに、171センチの田中広輔と同じぐらいに“小さく”見える。

 内野手が実際の体格より小さく見えるのは、悪いことじゃない。全身を小さくまとめて動いている証拠。無駄な動きがそぎ落とされた結果と解釈できるからだ。

◆同じチームにお手本がいるのは幸せ?

 一瞬、打球の様子を見極めるように“小足”を使ってリズムをとって、決して打球と衝突しない動き。ボールを投げる右腕が前に伸びるのと交差するように、グラブの左手が右肩へ向かうアクション。終始、腰を割って、頭の位置が低いまま動ける一連の動作。なんだか、田中広輔そのものを見ているようだ。

 上手くなったなぁ……と思う。高校時代のフィールディングとは別人のようだ。

 お手本にできる選手が同じチームにいることは、若い選手にとって幸せなことだな、と思って、ふっと“逆目”が頭をよぎった。

 お手本だと思っている間は、追い越せないんじゃないのか。追い越してはいけない存在、それがお手本なのでは……。

 いやいや、プロのサバイバルにそんな“おセンチ”などあるわけがない……。どっちなの? と訊いてみるよりあれこれ迷ってみるほうが、キャンプの時はなんだかキャンプらしい。

◆123番の木村聡司は、高校時代と真逆の姿に。

 遊撃手・桑原樹の隣で、セカンドを守っている背番号123。同じ4年目の木村聡司。こちらは、常葉学園橘高からプロに進んだ。

 本人、ガチガチの投手志望だった。昔の中日のエースとして鳴らした郭泰源のような、柔らかいのに強さを感じる日本人には珍しいタイプ。本気で投げると高く抜けるボールが多かったが、それでも145キロ前後をいつもマークしていた高校時代の快速球を、ブルペンで受けたこともあった。

 プロでは、最初から内野手で勝負することになっていた。高校時代も投げない日はショートを守って、三遊間のライナーをダイビング・キャッチで仕留めたり、前の高いバウンドをジャンピングスローで一塁に刺したり、人にできないアクロバチックなディフェンスが目をひいていた。

 そんな木村聡司が終始低い体勢で、“まじめ”に打球と向き合っている。基本とはいちばん遠い位置にあったプレースタイルが、すっかり地に足のついたフィールディングになっている。

◆3年間の育成生活が、彼を慎重にさせている。

 野球が上手くなったねぇ、と声をかけたら、

 「ほんとですか……?」

 まじめに疑っている。

 すっかり内野手らしくなった、びっくりした、と重ねていったら、

 「ほんとに……うれしいです……」

 やっと笑顔になった。

 3年間の育成選手生活の苦労が、ほめ言葉に対する反応を慎重にさせている。

 「でも長い距離のスローイングだと、腕を遠くに引きすぎてしまって、体が開くんで」

 ピッチャーだった時のクセが出るんじゃないの。パッと笑顔が冴えた。

 「ああそうか……そうですね、もっとトップが小さくてもいいのかな」

◆胃がんから復活した赤松真人の姿も。

 守備練習を終えて、今度はフリーバッティングに臨んだ木村聡司の打球があっという間に外野を襲う。

 とにかく、バットが振れる。ブンブン、バットを振っていく。多少タイミングが外れて、わずかに体が流れても、そこで強烈にバットを振っていく。泳いで打ったように見えた打球が、放物線になってレフトフェンスの上のネットを越えていく。

 その隣りのバッティングケージ。

 パッと見てわかるほど、スリムなユニフォーム姿の選手がバッティング練習を続ける。

 背番号38……誰だっけ? 

 メンバー表で確かめる。「赤松真人」とあった。

 赤松だ。

 去年の今ごろは、胃がんの切除手術を受けた直後。療養生活をしていたはずだ。

◆400本以上のヒットを打ってきた「一軍の実力」。

 ユニフォームの下半身がパンパンに充実した若い選手たちの中で、腰回りの細さに“病み上がり”のなごりを残しているが、それでも、その細い体でスイングしたその打球が低いライナーになって外野へ飛んでいく。

 そのライナーが遠くへ飛んでいってもなかなか地面に落ちてこないのが、ペナントレースで400本以上ヒットを打ってきた「一軍の実力」だ。

 “きのう今日”の選手とは、積み上げてきたものが違う。その身に刷り込んできた年月が違う。

 バットを上から下へ振り下ろし、ボールを斜めにバッサリ切り捨てると、もう1本、低いライナーが左中間へ飛んでいった。

 打ち終わった赤松真人がケージから出てきたその目の前では、捕手・中村奨成がショートバウンドの止め方を繰り返し、繰り返し、その身に刷り込ませている。

 「背番号22」が丸くなって、マスクをかぶっているから顔も見えない。

 ゴールデンルーキーが顔を隠して背中を丸め、地味に地味に、基礎技能を身につけようとしている。

 人知れずプロに進み、3ケタの背番号で4年目を迎える若者もいれば、実感として命を懸けた再起を挑むベテランもいて、背負いきれないほどの期待を背負った18歳が泥にまみれる。

 みんな、みんな、土の上で闘っている。

(「マスクの窓から野球を見れば」安倍昌彦 = 文)

☆桑原くんは、将来の主力と期待される、思い切りのいいバッティングが魅力の、左バッター。一方、昨年ファームでもなかなかの成績を残したのが、木村くん。そして、大変な重病後の病み上がりなのに、プロのバッティングを見せつける、赤松。

☆落合さんも言ってますが、プロに入ってくるような選手というのはみんな、一定の素質を持ってる。例えば野間くんだって、フリーバッティングの時はポンポンスタンドに入れてます。ところが試合で実力を発揮できるか、というところになると、素質だけではなく、まさに「プロ」としての資質が必要になってくる訳です。

☆で、それは、日々の練習の中で、自分でつかんでいくもの。やみくもに練習するのではなく、意図を持って、1軍へ上がるためには何が自分に必要なのか、はっきりした「意識」を持ってなきゃならない。

☆イチローさん、落合さんは、若い時、そのバッティングフォームをともに酷評されました。でも、彼らは変えなかった。イチローさんは振り子打法を、落合さんは神主打法をやめなかった。

☆それは彼らがスーパースターだからだ、というのは、少し違う。もちろん素質も一級品ですが、彼らは人一倍練習して、人一倍野球のことを考えてるんですよ。だからイチローさんの言うことも落合さんの言うことも、面白いし、深い訳です。

☆イチローさんも若い頃は筋トレをして筋肉を付けてたそうですが、筋肉を付けるとスイングスピードが速くなるかというとその逆で、胸板が厚くなると、スイングスピードが落ちたそうです。体重を増やして、筋トレして、というのはよく聞く話ですが、バッターなら「バッティングに必要な筋肉」をまず理解してなきゃならない。それは知識として知っているだけでなく、日々の練習の中であれこれ試行錯誤して、自分で見つけるしかない。

☆それも、「プロ」の1つ。野球の「プロ」なんだから。自分で分からないようでは、やっていけません。

P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

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Source: K.Oのカープ・ブログ。

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