練習試合第1戦 ~対ハンファ戦~

今シーズン初の対外試合、ハンファイーグルスとの練習試合は6-0で中日の勝利。

森繁から又吉を先発に回すことが明言され、現状では大野とジーを合わせてローテが3枠埋まりました。
残りのローテピッチャーの枠は3つ。その座をかけた競争をしている若手ピッチャーの出来がどうだったのかといったところがこの試合の中で最も気になるポイントでした。
まずは彼らのピッチングについて振り返ってみたいと思います。

先発したのは小笠原。
カーブを試すなど本気で抑えにかかった投球ではなかったにもかかわらず2イニングを投げて出したランナーはエラーでのひとりのみ。ストライクゾーンの広さにも助けられましたが三振も4つ奪うなど上々の滑り出しが切れたのではないでしょうか。
最速で146キロ出たようですし順調な調整ができていそうですね。

特にカーブが顕著でしたがどの球種も精度はまだまだですし、ギアをどこまで上げられるのかもまだ見ることができていないのでそのあたりをブラシュアップしていければ開幕ローテにしっかりと入ってくれるでしょう。

続いて柳。
2イニングを打者6人のパーフェクトピッチング、奪三振4と結果は完璧でした。しかし、内容はパーフェクトと言えるほどいいものではなかったように見えました。

柳は課題のひとつである対左打者への被打率改善の為にチェンジアップの習得を目指しているとのこと。
今日も小笠原同様このチェンジアップを試すような投球をしており、結果も出ました。他の変化球も上々と言える出来だったと思います。
しかし、やはり最も大切な球種はストレート。そのストレートの出来が物足りなく感じてしまいましたし、結果が欲しいのは分かりますがもっとストレートを中心にした投球を見たかったなと。

これから打者の状態が上がってきたときに今のままの球威では不安ですし、これからストレートの威力・球速をもっと上げていってもらいたいですね。

3番手の笠原は何かを試したというよりは今の状態を確認するような投球だったのかなと。
2イニング投げて無安打1死球と打たれはしませんでしたが、ひやっとするボールが小笠原、柳よりも多かったところは反省点になるでしょう。

とはいえ、もともとコースにビタビタ決めるタイプのピッチャーではないので、今日よりはもう少し精度も上げつつそれ以上にもっとボールの威力を上げていければよさそうですね。
デッドボールはありましたがフォアボールを出さなかったところは収穫だと思います。

先発候補で最後に投げた鈴木翔太ははっきりと今日一番出来が悪かったように見えました。
先頭打者の初球にツーベースを打たれ、牽制悪送球であわや0アウト3塁のピンチを作ってしいそうになるなどバタバタしてしまいましたし、ストライクゾーンがかなり広かったのに簡単にフォアボールを出してしまうなど悪いところが出てしまいましたね。

昨年と比べるとシュート回転するボールは減ったような印象を受けますし、昨年投げていなかったチェンジアップを試せたことは収穫なのかもしれません。
この結果なら悪いなりにどうにかまとめたとも言えますし、今度もっと長いイニングを投げる時にはもっといいところを見せてもらいたいところです。

今日だけを見ると小笠原がローテ争いを一歩リード、その後に柳、笠原が続くといったところなのでしょうが2イニングしか投げていませんし参考記録にすぎません。もう少し長いイニングを投げるようになるオープン戦からが本当の勝負です。
とはいえ、その勝負の場にすら立てない内容のピッチャーがいなかったのはよかったですね。

最終イニングは育成の木下雄介が登板。
ストレートを中心にしっかりと結果を残し支配下登録に一歩近づいたと言えるのではないでしょうか。

ただ、まだ変化球がどうなのかと言ったところまでは分かりませんでしたし、まだまだ緩むことなく結果を残し続けてもらいたいところ。
立場的にロングリリーフもしなければならないでしょうし、今後は2イニング、3イニング投げてどうなのかも見てみたいですね。

打者陣はホームランを打った阿部と2本のタイムリーを打ったアルモンテを中心にそれぞれ見どころのある内容だったと思います。

阿部のホームランは変化球を上手くとらえたもの。
横浜の宮崎のような構えがしっくりきているのかこの春かなり状態がよさそうですね。
後はもう少しピッチャーの状態が上がってきたとき速いストレートに対応できるか否か。そこをクリアすれば開幕一軍が、もっと守備でもアピールできれば開幕スタメンも見えてくるでしょう。

アルモンテも上手く変化球を拾うことができましたね。
前評判とは違って今のところボール球を見極めることもできていますし、あとはなるべく早く長打が出てくれればといったところでしょうか。
彼も速いストレートへの対応が日本で活躍できるか否かの分かれ目になる気がします。

他、気になった選手に軽く触れると

・京田陽太
いきなり長打が出たところはよかったものの、上手く言語化できない身体の使い方への違和感を覚えました。一時的に身体を大きくした弊害が出ているだけでそのうちよくなるのか、私の思い違いであればいいのですが、ちょっとだけ心配になりました。

・高橋周平
ボールを引っ張ろうという意識を感じました。周平の課題はどこまで行ってもインコースストレートへの対応でしょうし、そこをクリアすれば他のボールへの対応も格段に良くなる気がするので頑張ってもらいたいですね。
セカンドの守備は無難なのでしょうがフライの追い方がやや危なっかしいかなと。

・木下拓哉
打撃の状態がよさそうですね。上と下がバラバラだった去年のバッティングフォームから改善が見られますが、もう少し連動してくるとキャッチャーながら6番あたりを任せられる打撃になる素養はありそうです。
守備面では返球などにもっとリズムが出てくるともっと良くなる気がします。

途中出場組では右ピッチャーからヒットを打った佑介がいいアピールをしたように見えました。
スタメン起用があるのかは平田の状態やこれからのアピール次第ですが、確実な実力がついてきたのは間違いないでしょう。

昨年から掲げていた走塁改革は昨年の今頃よりも洗練されている印象を受ました。
その反面、今日はストライクゾーンが広かったこともあり難しかったとはいえ、今年から掲げたフォアボールを多く取るという目標は達成できたとは言えませんでした。
このあたりは一朝一夕で身につくものではありませんし1試合で判断するものではありませんが、シーズン終了後に改めて検証したいところです。

この試合の最大の収穫はまったく見どころの無かった選手がいなかったことだと思います。
各々大なり小なり課題が見えたはずなので、それを解決したり今までやってきたことを継続したりこれからのキャンプの過ごし方を改めて考えるきっかけにしてもらえればいいですね。

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Source: やっぱり竜が好き

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