今年のベイスターズは大丈夫なのか? デイリーの記事から

野上投手とヤングマン投手を獲得し、山口投手も復活してくるであろう先発陣に、澤村投手の復帰するであろうリリーフ陣。そして昨年の陽選手に加えてゲレーロ選手も獲得し、陽、吉川選手の1,2番、坂本、ゲレーロ、マギー選手のクリーンナップ、下位打線を阿部、長野、捕手で組み、阿部選手を休めてマギー選手をファーストにして、サード岡本選手を育てることもできる体制をつくった巨人、そして盤石と思えるリリーフ陣に、先発に藤浪投手も戻って来る上、懸案だったファースト4番にロザリオ選手が加わった阪神の補強は、さすがビッグチームと思わせる派手なものでした。

それに比べると、ベイスターズの補強はかなり地味でした。ドラフトを除く目立った補強は、守備の人である大和選手だけです。昨年の段階でも、戦力的には巨人の方が勝っていたと考えられていたのに、これで今年のベイスターズは大丈夫なのでしょうか。

最近のデイリーの記事から、その答えを探ってみます。

ラミレス監督は、昨日新潟で行ったトークショーで、自信のほどを語っています。それにしてもこの時期に監督がトークショーのために訪れるとは、新潟はDeNAにとって、特別な地と考えられていることは確かです。今年もDeNAが唯一地方球場で開催する試合は、4月17日の新潟での巨人戦です。

DeNA・ラミレス監督、巨人戦に自信「いいチームかと言えば疑問」デイリー2018.01.16.

オフに野上、ゲレーロなどを補強したが「今年はいいチームかと言えば疑問。マイコラスが抜けたのは大きいし、ウチはゲレーロを抑えている」と分析。昨季の対戦成績は9勝15敗1分けと苦戦したが「今年は(勝率)5割以上は勝ちたい」

さすがに楽観論者の私も、なかなかラミレス監督ほどの自信は持てませんが、本当に巨人に勝率5割以上勝てれば、ペナントレースはかなり有利なものになるでしょう。

ラミレス監督は同じトークショーで、大和選手については次のように語っています。

DeNAラミレス監督 FA移籍の大和「2番・二塁」起用 デイリー2018.01.17

(大和内野手は)二塁と遊撃を倉本、柴田と競わせる方針を打ち出していたが「シーズンの最初は遊撃・倉本、二塁・大和でいこうと考えている」と明かし、現時点でのスタメン構想として2番で起用することも明言した。

「足もあるし、バントもできる。2番に置くと打線もしっくりとくるし、彼のようないやらしい打者は相手も嫌がる」と説明。昨季から両打ちに転向したことも「右でも左でも安定した成績を出している。そういう意味で弱点はない」。

数日前に(大和内野手と) 会食をして「非常にポジティブ。どこのポジションでもプレーして、チームに貢献したいと話していた」

犠打も盗塁もUPだ!DeNAラミ監督スモールベースボール強化 デイリー2018.01.06.

「バントや盗塁をしっかりやらないと得点効率が悪くなる」と話し、今季は100犠打以上、80盗塁以上と目標の数字を設定していた。

守備、バント、走塁といったスモールベースボールの強化という意味で、大和選手には期待が持たれますが、果たしてそれだけで巨人、阪神、そして3連覇にかかる広島を、上回ることができるでしょうか。

そのためにまず期待されるのが、この選手でしょう。

DeNA・ラミレス監督 ドラ1東は「10勝できる」先発ローテ入り&2桁勝利厳命 デイリー2018.01.09.

「投球フォームのバランス、下半身の使い方がいい。だからこそ高い制球力を持っている。左投手は下半身を使えると球にキレが出る」
「左のエースになりたい。去年の浜口さんの数字(10勝)を超えられるように頑張りたい」

今永、石田、濵口投手のいる中で、左のエースになりたいとは、かなりのビッグマウスですが、ラミレス監督の期待も高いようです。

ドラフトは公平にどの球団にもチャンスがあるはずですが、この数年DeNAのドラフトはかなりの成功率を示してきています。昨年のドラフトでも、即戦力ではない高校生の中村選手を指名した広島以外のセの他球団が、のきなみ本命を抽選で外した中で、東投手の1本づりに成功しました。これは今年もひとつのアドバンテージになるでしょう。

この投手は制球が武器の、それこそ昨年のルーキー濵口投手とある意味真逆の魅力のある投手ですが、東投手が期待どおりにローテーションの一角に加わってくれれば、計算できる先発投手が6人揃うことになります。そうなれば昨年のように、綾部、飯塚、平良投手といった、まだ開発途上の若手のお試し登板も必要なくなるでしょう。

もっとも、平良投手は東投手と同学年、飯塚投手も1学年下だけですから、彼らにとっての1軍は、もうお試しではなく、本当に勝負の場にしなければならない年齢になってきています。今年結果を出せなければ、綾部、京山、櫻井、阪口投手ら、自分たちより下の世代に追い越されかねません。奮起を期待します。とくに飯塚投手は、昨年雨で故郷新潟での登板が流れてしまいましたが、今年こそ1軍ローテーションを勝ち取って凱旋登板するぐらいの気概を示して欲しいです。

そしてさらに上の年齢である熊原投手。これだけ若い先発投手が多くなってくると、熊原投手には、リリーフへの転向も考えられるかも知れません。もともと球威のある投手です。そのポテンシャルを考えれば、勝ちパターンのリリーフに食い込める素材です。水野投手は期待されながら故障で育成落ちしましたが、人的補償逃れさえ一部でささやかれたほど軽傷のようで、今年中にも支配下に再登録される可能性もあります。先発とリリーフの両方に適性のある投手でが、熊原投手と同じく、リリーフ投手としての貢献が求められるかも知れません。

東投手自身への期待もありますが、東投手の加入によって先発陣の競争、リリーフ陣の強化という、複合的な効果も期待されます。

DeNAラミレス監督、筒香に3割30発100打点を指令 デイリー2018.01.03.

これは以前にもこのブログで書いたと思いますが、何よりも重要なのが筒香選手の存在です。昨年の筒香選手は、キャプテンとしてチームを日本シリーズまで導きましたが、自身の打撃は一昨年を下回りました。春のWBCによる調整の難しさ、シーズン中の故障などもあったようなので、今年は必ずや、昨年を大きく上回る活躍をしてくれるでしょう。筒香選手がラミレス監督が期待する3割30発100打点を優に超えるような打撃を見せてくれれば、それだけで攻撃力は昨年を大きく上回ることになります。

昨季首位打者のDeNA宮崎「けがをしない体を作りたい」 体幹鍛える  デイリー1/17(水) 18:07

「(技術的に)変えることはない。去年やってきたことを継続していきたい」と話した。
一方で、昨年も左脇腹を痛めてシーズン序盤に離脱するなど「まだ1年通して(試合に)出たことがない」と宮崎。オフは体幹を重点的に鍛えるなど「けがをしない体を作りたい」

そして筒香、ロペス選手と並んで、宮﨑選手もシーズン通して試合に出てくれれば、これも昨年と比べてプラスになります。

DeNA・ラミレス監督の新たな一手 競争激化させる真の狙い デイリー1/17(水) 14:00

「いろんな人が、DeNAに対して高い期待をすると思う。僕としてもただ選手にポジションを与えるんじゃなくて競い合って、ポジションをつかみ取る形になればと思います」

昨季は外野3人などレギュラーをがっちりと固定し、どんなに打てなくても、不振に陥ってもスタメンで使い続けた。だが今季は少し違う。現時点でレギュラーを確約している野手は左翼・筒香、中堅・桑原、一塁・ロペス、三塁・宮崎だけ。「これ以外は基本的には競争になると思います。特に外野は競争になってくると思います」

昨季のライトのレギュラー・梶谷は137試合に出場し21本塁打、21盗塁をマークした。その一方で打率・243、両リーグワーストの157三振を喫した。指揮官は「安定性を欠いた。ずっと不動のレギュラーでやっていくのは厳しいところはあったと思う。梶谷本人も認識していると思う」
今季の右翼のレギュラー候補は3人。梶谷に加えて、高卒1年目の昨年、日本シリーズにも出場した規格外のパワーを誇る細川。そしてドラフト2位・神里(日本生命)も候補だ。
昨年1月には早々と石田を開幕投手に指名。だが今年は今永、石田、浜口、ウィーランドを候補にし、3月中に結論を出す方針だ。

ソフトバンクとの日本シリーズで敗退した直後に指揮官は、こう話した。「レギュラーとバックアップの差。バックアップで出ていく選手が予想通り活躍できなかったというところが、結構ありました」
逆に言えば、サバイバルを強いるだけの戦力がそろってきたということでもある。1998年以来、20年ぶりのリーグ制覇を狙う今季。チームを動かすラミレス監督の手腕にも注目したい。

そして、巨人や阪神のように大物選手を補強したわけではなくても、レギュラーを争う選手が何人も出現してきていることが、ベイスターズのもうひとつの強みになるでしょう。

もともと梶谷選手はチームの中でも最も力のある選手のひとりですが、故障が多いこともあって、ムラが大きい。ライトは記事にある選手の他にも、メキシコウィンターリーグで活躍して自信をつけた乙坂選手もいますし、守備には不安があるにせよ、楠本選手の打撃にも期待を持てます。関根選手ももう大卒の楠本選手と同学年の5年目、そろそろ勝負をかけなければならない年になってきています。 

二遊間も、もう何年もなかったようなレベルでの競争になるでしょう。捕手も戸柱、嶺井、髙城捕手が、しのぎを削っています。

さすがに筒香選手の代わりになる選手はいませんが、今年はロペス選手に万一のことがあっても、ソト選手と佐野選手が、そのマイナスをできるだけ小さくしてくれることも期待できます。宮﨑選手を完全にカバーできる選手はいないにせよ、 倉本選手をサードに回して、ショート大和、セカンド柴田選手で急場を凌ぐことは可能でしょう。白崎選手が本来期待されていたほどではないにせよ、もう少し力を発揮できるようになれば、さらに層は厚くなります。

ラミレス監督が目標とする80勝は、そう簡単なことではないにせよ、今年十分達成可能な数字だと思います。

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Source: YOKOHAMA lover

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