【新春企画2】丸 & ノムケン対談(中)・「苦しい年」を越えて・言葉の力。

◇広島・丸 打点挙げてなんぼ「打率落としても勝ちに近づく」 1/1(月) 16:00配信 スポニチアネックス

 ◇広島・丸佳浩外野手×野村謙二郎氏 新春師弟対談(中)

 野村 振り返ると、昨季はコンスタントに打った。打撃面ではムラがなかったと思うけど、自己評価は?

 丸 シーズンを通して同じ入り方ができたことが、昨季は良かったと思いますね。

 野村 同じ入り方というのは?

 丸 今までだと、調子が落ちたり数字が出なくなると、強く振りたいとか、ヒットを打ちたいとか、結果をほしがっていました。基本に忠実に、常にセンター中心に入っていきたいんですが、ややもすると強引になり、それがまた力みや焦りにつながる悪循環で…。

 野村 丸の悪い時によく言われたのが、かかと体重。頭の中ではセンター中心に…と思っていても、強く振ることによって引っ張りにつながって…。

 丸 はい。センター中心に…と思っていても、いざ打席に入るとブレてしまっていたんですが、昨季はあまりブレなかったです。

 野村 うん。昨季の打球方向にブレなかったことがよく表れている。安部に左投手の攻略法を聞かれた時、丸は“左本だ、左本だ”と簡単に答えたらしいけど、左方向にホームランを打つっていうことは、自分にその意識があって好結果が出たから、そんな助言を送ったということ?

 丸 そうですね。反対方向に強く打つ準備をして入っていれば、打席の中でしっかりスイングしやすいのかな…と感じたので。

 野村 なるほど。

 丸 ヒットを打つ打たない…の結果より、自分のスイングをいかにするか。昨季は、それを考えながら打席に入れたので、そういう意識になりました。

 野村 自分の中で進化を感じる? 連覇した2年間と、その前とでは考え方も変わってきたと思うけど。

 丸 優勝する前までは、自分がしっかり打って守らなきゃいけない…だけでした。それが一昨年あたりから、試合の中の流れを感じるようになりました。“ここはスゴく大事、これは絶対にしてはいけない”とか。

 野村 やっていいこと、悪いこと。攻めなきゃいけない時と、引いて打席に入らなきゃいけない時がある。

 丸 はい。絶対やってはいけないことを、相手はさせようとしてくるから、配球はこうなるかな…とか。一歩引いた冷静な自分も出てきたかな…と。

 野村 バットマンは基本、全打席打ちたいよね。そこの考え方がレギュラーになりたての頃と、今では全然変わってきた…と。

 丸 そうですね。

 野村 昨季はチャンスにも強かった。MVPを獲っているから当然なんだけど、打点は意識していた?

 丸 打率、本塁打よりも打点を意識しています。クリーンアップを打たせてもらっているので、打点を挙げてなんぼ。前の打者がたくさん出塁してくれますし、ヒットでなくても打点を挙げる局面が増えた…と、この2年間は感じます。最悪内野ゴロでもいいや…っていう楽な感じでやっているのが、逆にいい循環なのかな…と。

 野村 守備隊形を見ながら、セカンドやショートにゴロを転がしておけばいい…とか、逆方向にフライを打っておけば犠飛になるな…とか。その発想は若い頃はなかった?

 丸 ないです。やっぱり、タイムリーを打ちたい。1死一、三塁でゴロを打って1点は入りますけど、自分の打率は下がるので。

 野村 そうだね。

 丸 若い時は自分のことが一番大事。今は別に自分の打率を落としても、得点が入れば勝ちに近づく…と思えるようになりました。

 野村 もう一つ感心するのは四球の数。リーグで5年連続トップ5に入っている。見逃しがちだけど、2ストライクに追い込まれてからの四球率が高い。意識はあるわけ?

 丸 結果的になればいいけど、取りにいこうとは思っていないです。そこも変わってきたな…と感じますね。昔は、不利な状況に追い込まれても強く振りたかった。今はファウルでいいや…ぐらいにしか思わないです。

 野村 若い頃は、カウント1―2でも、この辺に来たらガンといってやろう…という意識。それが今は7~8割の軽打に徹する。

 丸 はい。ただ、打者のタイプもありますが、広輔のようにコチョンとファウルを打ちにいくことは、あまりしたくないです。相手投手には、スーッと入ると強くいかれる…と思われたいので。

 野村 ま、それは打順と役割の違い。広輔には広輔のスタイルがあるからね。

 丸 そうですね。

 野村 キクはどんな感じで見ていた?

 丸 昨季は、キクの中でも良くなかったと思うんです。でも、その中で最低限これだけはやろう…という意識を明確に感じました。体もですが、それ以上に精神面。その方がキツいだろうな…と思って見ていました。

 野村 そうだね。

 丸 WBCがあり、体のこともあり、それでも出続けないといけない立場。広輔があれだけ出塁し、その中で自己犠牲というか。

 野村 昨季はより黒子に徹していた。そういうところはあると思う。じゃあ、4番に座った誠也への意識はどう? アクシデントがなければ打点のタイトルを獲れたと思う。

 丸 力を付けたし、ボクは、カープの打者の中で一番チャンスに強いと思いますね。信頼しています。

 野村 後ろにつなぐという意味では、丸が勝負を避けられるケースもあるだろうし。

 丸 さっき打点が一番大事と言いましたけど、ボクが歩かされ、チャンスで誠也に回る状況が、点が一番入ると思います。確かにプレッシャーを受けていたし、それは感じました。ボク自身、前の2人に楽なシチュエーションをつくってもらったので、ボクも何とか同じ状況を(誠也に)つくりたい…と思っていたんですけどね。

 野村 では、守備に関してはどうかな。5年連続ゴールデングラブ賞を獲った。両サイドのことも含めて。

 丸 夏場までライトは誠也でしたが、彼も打てなくなると周りが見えなくなるタイプ。呼んでも気付かないぐらい、打てない時は引きずっていました。

 野村 誠也らしいというか、若さもあるんだけどね。そういう時は“守備は守備だゾ”って注意をするの?

 丸 はい。その時は“わかりました”って言うんですが、打てなくなるとまたそうなるんです。だから、口酸っぱく言わないといけない(笑い)

 野村 丸も若い時はそんな感じだった?

 丸 いや、ボクは今の誠也みたいにボコボコ打っていたわけじゃないので。当時は(広瀬)純さんが一緒に外野をやっていて、打てない時でもファウルラインをまたいだ時点で切り替える…と教わっていたので、それを心がけていました。

 野村 じゃあ、両サイドが松山、バティスタになった後半はどう? 上(解説席)から見ていると、松ちゃんは常に丸の方を見て指示を仰いでいるし、バティスタにも目配りしないといけない。

 丸 松ちゃんは、自信がないのもあるでしょうけど、常にボクの方を向いてくれるのでポジショニングはやりやすいです。バティスタもボクの方を見るんですが、まだ1軍の打者がわかっていない。この打者は引っ張る、流すっていうのを理解していないレベルなので、指示を逐一しなきゃいけないですね。

 野村 わかるよ。

 丸 でも、ボクと誠也がセンター、ライトにいて、終盤に野間や天谷さんが守備固めでレフトに入るとしますよね。全員の守備範囲が広いと、ボクは逆に守りづらいです。

 野村 守りづらいというのは間の打球?

 丸 間の獲れるゾーンがかぶるのは、連係の部分で難しい。逆に守備範囲が広くない松ちゃん、バティスタの方が割り切れます。

 野村 走りながら、全部オレオレ…と。

 丸 はい。そっちの方がボクは楽です。

 野村 両方が追い付くと、譲り合ったり、ぶつかったり…が、起きやすいということだね。野間なんて、若いし、足が速いし。イノシシみたいにやって来られると困るんだ。

 丸 (周りの)声を聞けって言うんですけど、まだ若いし、守備からポンと入るのが難しいことは、ボクもわかっているので。

☆いやいや、面白い。選手が選手のことをどう見てるのかってのは、我々ファンとは当然違う訳で、こうして選手本人の口から話を聞けるのは、大変興味深い。

☆まず、バッティング。丸のように、年間を通してコンスタントに打てて、四球も選べて、ランナーを返せる、というのは、使う首脳陣からしてみたら、こんなに信頼できるバッターはいない。まさに「THE・3番バッター」(笑)。「相手投手に簡単に投げさせない」というのも、主力バッターには必要な要素で、その辺も丸はちゃんと分かってる。で、内野ゴロでランナーを進める、1点返す、というバッティングは、例えばポップフライを上げたりすると、チーム自体のテンションが下がるんですよね。各自が各自のできることをきちんとやってる時ってのは、チームも盛り上がるんですよ。その辺を丸は、身にしみて分かってるんだと思います。

☆菊池の話は、一緒にチームを引っ張ってきた丸だからこそ分かる話、という感じ。菊池にとっては、丸以上に、苦しいシーズンだったと思います。

☆誠也くんは、丸がいるから伸び伸びできる、というところはあります。落合さんが金本監督との対談で、「4番を育てるならしっかりした3・5番を置くこと」と言ってましたが、攻守に渡って丸の存在は、チームを支えていると思います。

☆その、守備。誠也くんや野間くんはうまくコントロールし、松山やバティスタには的確な指示を与える。丸がセンターにいることで、外野陣の守りはより鉄壁になってるんでしょうね。

☆さて、その丸も「苦しかった」と言っていた、2017年シーズン。

◇カープは3連覇&日本一へ団結する。10ゲーム差の「苦しい年」を越えて。 1/2(火) 7:01配信 Number Web

 「広島は強かった」――。

 2017 年のセ・リーグペナントレースを振り返るとき、多くの人がそう答えるだろう。確かに、2位阪神に10ゲーム差をつけての連覇は“圧勝”と言える。ただ、チーム内に「圧勝」と感じていた者は少ない。「苦しかった」と感じている選手もいるほどだ。

 リーグMVPを受賞した丸佳浩も契約更改後の会見で認めた。

 「昨季に比べたら、苦しいシーズンだった。’16年に優勝を経験することができて、優勝する難しさを知った上で臨んだシーズン。要所、要所、大事なところがあったけど、そういうところで苦しい試合が多かった。僕としても苦しかった」

 他球団からのマークもあったし、勝たなければいけない使命感も感じていた。前年優勝チームとして背負った重圧は想像以上だった。

◆決して楽に勝ってきたわけではなかった’17年シーズン。

 引退した黒田博樹氏に加え、前年沢村賞で2年連続開幕投手のクリス・ジョンソンまで開幕直後から長期離脱した。前年の投手陣の両輪がいない中でシーズンを戦わなければいけなかった。

 それでも開幕からチームは白星を積み重ねたが、チームの流れが良かったとは言いがたい。

 ’16年同様に逆転勝利が多かったが一方で、逆転負けも増えた。

 5月6日阪神戦(甲子園)では9点差をひっくり返された。順調に白星を積み重ねながら、何がきっかけでいつ崩れても不思議ではない状況だった。

 それでも若い先発陣を野手陣が引っ張り、中継ぎ陣が支えた。そして、どんな難局をも乗り越えられる「団結力」があった。

◆「うちの一番いいところはチーム一丸」

 豊富な資金力がある球団とは違い、広島はスカウティング力と育成力でチーム力を上げなければいけない。限られた戦力を最大限に生かすためには、「1+1」を2でなく、「1+1」を3にも、4にもしなければいけない。「個」の集合体ではない「組織力」が今の広島にはある。

 新選手会長を務める會沢翼も「うちの一番いいところはチーム一丸」と胸を張る。

 優勝した’16年シーズン終了後の11月に主力18人が参加した湯布院リハビリキャンプは、例年になく全選手で過ごす時間が長かったと宿舎担当者が明かす。

 「あれだけみんなで連日のように食事し、盛り上がったことはなかったんじゃないでしょうか」

 最終夜は参加した全選手、全スタッフで露天風呂に入った。ベテランの新井貴浩も若い鈴木誠也も、提案者の會沢も、みんな笑顔だったという。

◆補強で強くなるのではなく、選手の成長で強くなる球団。

 新シーズンへ向けて戦力補強を進める他球団を横目に、広島は目立った補強がない。ドラフト会議も高校生を中心とした素材重視の指名であり、新外国人獲得も先発中継ぎでレオネル・カンポス1人という状況だ。

 ただ’17年も大きな戦力補強はなかった。新人の加藤拓也と床田寛樹は開幕直後にそれぞれ1勝したものの、不調とケガで離脱した。新加入した外国人選手のライアン・ブレイシアやラミロ・ペーニャもチームの力になり切れたとは言い難い。

 打線は選手個々が着実に成長を遂げ、起爆剤となったのは育成契約からはい上がったドミニカカープアカデミー出身のサビエル・バティスタだった。中継ぎでフル回転してブルペン陣を支えたのも復調した中田廉の存在が大きかった。

◆「広島は本当に強くなったから大丈夫。しばらく強い」

 新戦力だけでなく、現有戦力の底上げが期待できるのが、今の広島の強さでもある。

 今季限りで退団した石井琢朗前打撃コーチ(現ヤクルト)も「広島は本当に強くなったから大丈夫。しばらく強いと思う」と認めていた。

 ただ、仮に野手陣が底上げされても’17年と同様の援護を期待するのは酷な話だ。

 鍵は、投手陣が握る。過去に黄金時代を築いた歴史を紐解いても、強力な投手陣なくして黄金期は訪れない。

 広島が挑む3連覇はセ・リーグでは巨人以来。実現すれば真の黄金期到来を意味する。

◆投手陣における、“タナキクマル”的な存在を望む!

 ’17年は打線の援護で薮田和樹や岡田明丈が成長し、大瀬良大地が復活の兆しをつかんだ。

 ’18年は’17年の成績がベースとなるだけに、ハードルは決して低くはない。彼らが先発の柱へと成長しなければいけない。

 野手では菊池涼介、丸に続き、鈴木や田中広輔、會沢といった選手が主力へと育っている。

 緒方孝市監督も「田中がレギュラーとして定着してくれた。投手陣でも彼らが3番手、4番手のままではなく、2番手、1番手となるような投球をしてくれればと思っている」と投手陣のタナキクマル台頭を期待する。

◆苦しみを乗り越えて強くなるのが広島だ。

 連覇を成し遂げながらCSで敗退し、’17年は不完全燃焼のまま終わった。

 34年ぶり日本一を目指す広島の前に、セ・リーグ2球団目の3連覇というあまりにも高い壁が立ちはだかる。

 他球団は阻止しようと戦力補強を進め、広島包囲網を厚くするはずだ。’18年は’17年以上に苦しい1年となるかもしれない。

 ただ、苦しみを残り越えてこそ強くなる。’17年の広島がそうだった。

 そしてまた’18年も広島は試される。球史に名を残す力があるかどうかを。

(「炎の一筆入魂」前原淳 = 文)

☆年間の戦い方は知っているけれど、短期決戦となるとまた、話は別。実は一昨年のCSもそれほど打ってはおらず、日本シリーズでも、カープらしさはあまり見られませんでした。打線の、ここぞという時の勝負強さと、投手陣。課題は、その辺でしょうか。首脳陣はこれまで選手に極力プレッシャーがかからないように配慮してきました。それが連覇への道を開いたことは間違いありませんが、連覇を達成し、若いチームが成熟しつつある今、今度は「ガチンコ勝負」が必要なのかも知れません。

☆で、「団結力」の中心には、やはりこの人がいるんでしょう。

◇カープ新井プロ20年目へ 黒田博樹氏から「ボロボロになるまで」 1/2(火) 11:00配信 デイリースポーツ

 広島・新井貴浩内野手(40)が2018年シーズンで、プロ20年目を迎える。1月30日には41歳になる。節目のシーズンを前にしてもスタイルは不変だ。「1年1年、一生懸命やった積み重ね。節目だからといって特別な感慨はない。1年間、しっかりやるだけ」と穏やかな顔つきで言った。

 モチベーションはチームの日本一。契約更改後には色紙に「頂」としたため「悔しかった。2年連続でリーグ優勝できたというのはすごくうれしかったけど、最後は日本シリーズに行けなかった」と無念さをにじませて、17年シーズンを振り返った。

 オフは充実の日々を過ごす。25年ぶりにリーグ優勝した16年は多忙を極めたが、17年はシーズン終了後からトレーニングを継続。ハワイV旅行帰国後も広島を拠点に元気に体を動かしており、「今オフはいい。(一昨年は)スタートが遅かったから。今オフはそんなことはない。順調にトレーニングできている」と表情も明るい。

 開幕4番からスタートした17年は打率・292、9本塁打、48打点。次第にスタメン出場は減ったが、得点圏打率・342の勝負強さでチームを支えた。CSファイナルSでは劣勢の流れの中で4番を託され、ナインを引っ張った。来季も姿勢は変わらない。「ファンの印象に残るヒット、ホームランを打ちたい」と力を込める。

 シーズン終了後、黒田博樹氏に来季の現役続行を伝えた際には「ボロボロになるまでやらなあかんぞ」と念押しされたという。愛するカープとファンのため。プロ20年目も元気な姿でグラウンドに立つ。(デイリースポーツ・杉原史恭)

☆若い選手が多い分、結束もしやすいんですが、頼れるベテランが、カープにはいなかったんですよね。黒田さんと新井さんが帰ってきて、明らかにチームは変わった。キクマルとて、リーダーと言えど、まだ若い。新井さんの存在は、今年も大事になってくると思います。

☆で、もう1つは、新しい若手が出てくること。

◇高橋昂也の強心臓ぶり、手薄左腕に期待/広島一押し 1/2(火) 11:00配信 日刊スポーツ

<2018年一押し選手:広島編>

 2年目を迎える広島高橋昂也投手(19)に、次世代エースの期待がかかる。花咲徳栄時代に横浜・藤平(楽天)らと高校ビッグ4と呼ばれた逸材。独特の間合いから切れのある球を投げ込み、高卒1年目は2軍で7試合、2勝0敗、防御率1・29。数字以上に、大舞台での強さが際立った。

 広島2軍が26年ぶりウエスタン・リーグ優勝をかけた9月26日阪神戦(鳴尾浜)で先発し、6回4安打無失点で勝ち投手となった。「大きな試合でも物おじしないのはさすが」と、強心臓ぶりを認めたのは、佐々岡2軍投手コーチ。現役時代に先発100勝100セーブを達成した元エースは「あの試合の投球内容、勝負強さを見て決めた」と、日本ファーム選手権の先発という大役を託した。そして見事に6回3安打2失点で初の日本一に貢献した。

 秋季キャンプでは初1軍の緊張感で力を発揮できたとは言えない。ただ、緒方監督も「まずは慣れてくれれば」と期待する。手薄な左腕に将来が楽しみな若手が出てきた。

☆もちろん今年云々ということではなく、将来を見据えて、ということなんですが、ルーキーにしてファーム日本選手権の先発を任され、きちんと結果を出すんですから、その大器ぶりが窺えようというもの。

☆春先のケガはありましたが、ここまで順調に来てると思います。1軍の雰囲気を肌で感じて、まずは慣れること。いやいや、キャンプ・オープン戦が楽しみですわ。

☆おしまいは、「言葉の力」。

◇「戦国時代ストレスなんて言葉はない」広島言葉の力 1/2(火) 15:00配信 日刊スポーツ

<言葉の力:広島>

 広島は79、80年以来37年ぶりにセ・リーグ連覇を達成した。胃がんを公表し、グラウンドに戻ってきた赤松の存在がナインを鼓舞。チーム最年長40歳の新井を中心に一丸となって戦った。担当記者の印象に残った言葉は…。

   ◇ ◇ ◇

▽緒方監督「一番邪魔なものは情なんよ」(大きな補強のないまま迎えた今季。チーム全体の底上げを目指し、競争を激化させた指揮官。心根の優しさを隠し、ときに冷酷な判断に徹したことを表す一言だった=池本泰尚)

▽赤松「34歳で胃がんでしょ。死んでても不思議じゃない。でもそこで俺を死なせなかったというのは、何かあると思うから。もう、自分のために野球をするわけじゃない」(前例のない胃がんからの復帰を目指す中で出た一言。ただならぬ使命感を背負い、グラウンドを目指す=池本泰尚)

▽菊池「自分のミスで負けた。典型的な負け方。決勝に進めるチームの姿を見て、やり返したい気持ちも焼き付けた。だからいろんなものを見ていました」(現地3月21日、第4回WBCの準決勝で敗れて。一時同点に追いつくソロ本塁打を放つも自分を責め、試合後はベンチの最前列で米国代表のハイタッチの輪を見続けた=池本泰尚)

▽エルドレッド「カラゲンキ!」(4月9日、開幕2戦目から連続スタメンが続き、緒方監督から「元気?」と問われて。来日6年目。言葉だけでなく、思考も日本化? =前原淳)

▽丸「打撃は0コンマ何ミリを積み重ねるような作業。ゴールも、答えもない」(7月3日、前日に通算100号に王手をかけても休日返上で練習。プロ入りからほぼ無休で練習に取り組む姿は、まるで修行僧。3日後見事に100号達成=前原淳)

▽新井「もう1人と対話している。『慌てちゃいけんよ』とか『前に出されるな』とかね」(9回に5点差を逆転した7月7日のヤクルト戦の逆転3ランを振り返って。40歳で達した打席での対話。大打者がたどり着いた領域と感じた=池本泰尚)

▽鈴木「神様が変われるチャンスをくれた」(11月、シーズン終盤に右足首の負傷で長期離脱も、自分自身と向き合う貴重な時間になったと感謝した。来季、変化した姿が楽しみだ=前原淳)

▽会沢「ストレスは現代人がつくった都合のいい言葉。戦国時代にストレスなんて言葉はない。そんなヤツはすぐに斬られる。生きるか、死ぬか。その世界にストレスは関係ない」(主戦捕手としてマスクをかぶり、批判、重圧をはねのけた。真っ向から立ち向かう意気込みを感じた=池本泰尚)

☆エルさんは、誰に習ったんでしょうねぇ(笑)。

☆監督というのは因果な商売で、一方で勝たなきゃいけないんですが、一方で、選手を預かっている、という責任もある。育てなきゃいけないし、プロで食っていけるようにしてあげなきゃいけない。となると、情は捨てて、厳しいプロの世界で生きていけるだけの「強さ」を身に付けさせなきゃいけないんですよね。

☆その辺をよく分かっているのが、会沢のセリフ。また丸・菊池・新井さん・誠也くんと、それぞれの個性、プレースタイルが出てて、なかなか面白い。

☆で、赤松なんですが、病気になったことはショックだったでしょうが、大事なことは、それを受け入れて、これからも生きていかなきゃならない、ってこと。周りの大事な人の死や、不幸な出来事や大病など、人生にはいろいろ大変なことが起こる。それをあーだこーだ言っても仕方がない訳で、それを受け入れて、そこから始めて、これからを生きていくこと。

☆赤松は事実をしっかり受け止めて、それを受け入れて、これからをちゃんと生きていこう、としていると思います。本当に立派です。きっといつの日か、グラウンドに戻ってきてくれることでしょう。

P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。

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Source: K.Oのカープ・ブログ。

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